【こちらは前サイトからの移植記事になります。】

　先日、AutoInput導入により自動タップが解禁(私の中で)となったわけですが、いろいろ調べていた時に、taskerに追加されていた機能を知った。

【参考サイト】Android自動操作アプリ Taskerが超進化！任意のキーボード入力ができるように！Androidの世界が変わる！！

　た、高まるーーー！！！！！

　ではさっそく、ほとんど毎日送っているラインを自動化したい！
　そう、仕事終わりの「今から帰る」連絡!!!!!　お前だ!!!!!!!!!

　……なんだけど、私のtaskerね、ヘルプが表示されないんです……セキュリティ権限の方法かヒントが書いてあるヘルプが……。詰んだ……。

　で、この記事をもっかい読んでみるとヒントが。
　「ちょっとしたPCでの権限設定は必要」。PC…？？？　あ、tasker側の設定の話じゃないんだ!?!?!?

adb

　PC、android、権限とくればPCからadbを使う必要があります。
　adbのインストールが必要な方は、下記の参考サイトを参照してください。
　なお、この作業が終わった後にもう二度とadbを使わないだろうなという方は、パスを通す手順は省いてオッケー。
【参考サイト】Adbを簡単にインストールする手順

　ちなみにadbはAndroid Debug Bridgeの略。デバッグ用のやつって理解でいいよ！

adbを使ってセキュリティ権限付与

1. PCとデバイスをUSBで繋いで、開発者ツールでUSBデバッグをONにする。
   開発者ツールは設定の中にあるビルド番号を連打すると出る。
2. adb.exeが入っているディレクトリ(参考サイトの方法でインストールしたらplatform-toolsディレクトリ)上でShiftを押しながら右クリックして、「PowerShell ウィンドウをここで開く」を選択する。
   青い画面が開くのですが、この青い画面はコピーやペーストができないからね!!!!…というのがわかってる人は、次とその次は飛ばしてください。
3. 待って、ほんとにadbちゃんと入ってる？？？
   パスを通した人は adb --version、パスを通してない人は .\adb --versionを打ってエンター！
   これでAndroid Debug Bridge version 1.0.41とか、バージョン情報が表示されたらオッケー！
   エラーが出たらインストールしてないか、開いてる場所が違うとか、コマンドが違うかです。
4. え、待って待って、USBデバッグはちゃんとできてる？？？
   adb devices / .\adb devicesでList of devices attachedが出ましたね？　PowerShellに慣れましたか？
5. adb shell pm grant net.dinglisch.android.taskerm android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS
   または
   .\adb shell pm grant net.dinglisch.android.taskerm android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS
   以上だ！
   さっきも書いたがコピペはできないぜ！

　画像いらんよね？

　もしも権限を削除したい場合は、adbコマンドで調べてね。

タスク

1. アプリ起動 / Launch Appでラインを選ぶ。常に新規にしておく。
2. トーク一覧画面ではないかもしれないのでAutoInput Actionでトーク一覧を選ぶ。
3. AutoInput Actionでトークを選ぶ。送信相手がスクロールしなければいけないと選べないので、送信相手はピン留めしておくといい。それでも広告が出たりして送信相手がトークのどこにいるかは変わるので、Select Element FieldでElement Text:相手の名前となっているものを選択し、Actionを選んだら保存する。
   ピン留めしたくなければAutoInput Actionとキーボードを駆使して検索するといいと思います。
4. キーボード / Keyboardで送信内容を送ります。私の場合は white(今から帰ります)。
5. AutoInput Actionで送信を自動タップ

　となります。

　私は、こちらのタスクを以前作った会社の退勤タスクで呼び出しています。

　これにて、退勤時のタスクがまた減りました！